【 ハンドドリップ ホット 】の美味しい淹れ方
この「コーヒーの美味しい淹れ方」シリーズでは、NOWA流の抽出レシピをご紹介していきたいと思います。
第1回目の今回は、まずは定番の「ハンドドリップ」でホットコーヒーを淹れるレシピをご紹介いたします!
■ ハンドドリップ ホットのレシピ表
ではまず、レシピを表にしてみました。
画像を保存するなどして、抽出時に活用して頂ければと思います。

■ レシピのポイント
次に、レシピのポイントについて。
- 1人分のコーヒー出来上がり量は約200ml。
- 各数値はなるべくシンプルにわかりやすい数字にしました。
- ドリッパーはどのメーカーのものを使用して頂いても構いません。
- ドリップスタンドは使用しないレシピになります。
- スケールで湯量を確認するため、湯量の単位はグラムにしています。
- おすすめの挽目は、中〜中粗挽き。
- イメージする味わいは、『多めの豆をやや粗挽きめにしてサッと落とすことで、美味しいところだけ抽出する』という感じです。
実際に淹れて飲んでみて、濃度のバランスを調節したいなと思ったら、挽目で調節するのがおすすめです。
少し薄いと感じたら→挽目を少し細かくする
少し濃いと感じたら→挽目を少し粗くする
豆量、湯量、抽出時間で調節することもできますが、なるべくレシピにある数字はイジらず、挽目で調節するとシンプルで良いかと思います。
もし粉の状態で購入し、挽目を調節することができない場合は豆量(粉量)で調節しましょう。粉量を増やせば、濃くなります。

■ 必要な道具
●ドリッパー、フィルター
↑必ず必要。これが無ければハンドドリップにならないです。
●コーヒーミル
↑無くても淹れられますが、是非ご用意して頂きたいです。
●サーバー(直接カップでも可)
●スケール(はかり)
●ストップウォッチ(スマホでも可)
●細口のケトル
↑この4つも無くても淹れられますが、あった方が良いです。
サーバーやスケール、細口のケトルなどは無くてもコーヒーを淹れられなくはないですが、「美味しいコーヒー」の淹れ方ということですので、ぜひご用意して頂けたらと思います。
各器具に当ショップおすすめ器具のリンクを貼っていますので、よければチェックしてみてください。
■ コーヒーミルについて
コーヒーを美味しく淹れるための最大のコツにして、最大の壁となるのがやはり「コーヒーミル」じゃないかと思います。
お客さまと話をしていると、お店で飲むようなコーヒーが自宅で淹れられないという原因のほとんどが「粉でコーヒーを買っているから」と、ほぼ断言しても良いかもしれません。
お店並みに美味しくコーヒーを淹れるために、ハンドドリップの「技術」というのはほとんど必要ないと言って良いかと思います。ただ、
- コーヒーを豆のまま購入して、淹れる直前にミルで挽く。
- レシピの通りに淹れる。
これだけで十分だと思います。
■ まとめ
ここまで「ハンドドリップ」でのコーヒーの美味しい淹れ方をご紹介してきました。
必要な器具を揃えたり、少しの時間と手間が必要だったりと、多少ハードルがあるかもしれません。
それでも最後には部屋いっぱいに香りが広がった最高のコーヒータイムがあなたを迎えてくれることでしょう。
これこそが、自分でコーヒーを淹れることの一番の醍醐味じゃないかなと思います。
これからも色々な『コーヒーの美味しい淹れ方』をご紹介していきたいと思いますので、ぜひチェックしてみてください!